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THE FIRST SLAM DUNKのねるねるのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
4.0
回想と現在を交互に何度も繰り返す、下手をすればその度にどちらの勢いも止まったりしかねない構成に関わらず
試合展開が熱くなればなるほど、回想に感情移入すればするほど、そのどちらもが相互作用になって宮城を応援したくなる気持ちで一杯になって凄かった。
序盤のお面を一人で被りながら亡くなった兄に対する感情を一人で抱える場面の演出が憎くてあのシーンでもう涙が溢れていました。
亡くなった兄のそれでも埋まらない3歳差の年齢のくだりとか、一瞬書きかけた手紙の「僕の方が生き残ってすみません」とか宮城が兄に抱く確かで絶対的な憧れとそれを一生埋める事の出来ない葛藤に苦しみつつも最後は「兄の立つべき舞台に明日、僕が立ちます」と言えたところで回想が区切りが着くのも符合が合いすぎて唸ってしまったな、、、
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