思ってたのと違った
評判が良かったので見たけど期待したほどではなかった
主人公は宮城リョータ
ストーリーの半分はリョータの不幸な生い立ち話の回想シーン
現在の時間軸と過去の回想を行ったり来たりするので見づらい
原作を読んでいないと理解できないシーンが多々ある
三井がなぜグレたのか、なぜバスケ部に復帰したのかが描かれていないので、ケンカ騒ぎを起こしたあとに散髪してなぜかバスケ部に入ることになった謎のヤンキーという感じになってしまっている
桜木の「左手は添えるだけ」も名シーンなのだが、前後関係が描かれていないので、ただフリーになっていた選手にパスを出してジャンプシュートを決めましたってだけになっている
2時間映画の枠の中ではすべてを描き切れないのは分かるんだけど、それなら宮城リョータの家庭の事情とかどうでもいいから、もっと丁寧に本編を描いてほしかった
宮城リョータ物語っていうのを知ったうえで鑑賞すればまた違った印象になっていたんだろうけど、スラムダンクを見たかったのにスラムダンクじゃない話(不幸な家庭話)が半分を占めていたのでがっかり