このレビューはネタバレを含みます
宇宙人のカメラに向かって、隕石と共に映るシーンが優勝www
小魔女娘3人組は可愛かった
主人公?のお父さんもウェス監督の独特な立ち回りやセリフ満載ですごく味があってよかった。かっこいい。
息子と、スカヨハの娘らが最後、どさくさに紛れてキスして、月に2人の名前写したのは、ここでようやく年相応のバカっぷりが出ててよかった。
スカヨハと主人公がモーテルの窓越しに話してるシーンはどこ切り取っても良い。
映画全体で、画角や色味はもちろん、音にもかなり拘ってるなと思った。主人公がパイプを吸うシーンが何度か映るが、ジッポの音や、車のエンジン音などめちゃめちゃ心地よかった。
この映画から何を伝えたいのかは謎だけど、何度も観れると思えるのが、ウェスアンダーソン作品って感じ。
とにかく宇宙人が可愛くて良かった。
マヤホークの踊りのシーンもアドリブらしいけど、すごくよかった。堅苦しくて、融通効かなそうな先生役だけど、最後は振り切って全力で踊るのはとても人間らしい。綺麗。
タイミングなんていつでも悪い。
奥さんの死を息子達に言いそびれて3週間経ったお父さんへ、義父が言ったセリフは良いなと思った。
目覚めたければ寝ろ。みたいなセリフもあったが、よくわからんかった。
天才の1人が、常に何かに挑むことが癖で、押してはいけないボタンや屋上から飛び降りたりしていて、ある日父親にまた挑んでいいか?と聞くと父親が呆れて、なぜお前は挑みたがる?とか聞くと、「なにかに挑み続けなければ、自分の価値を見出せない。自分が誰かに気づいてもらえないのは怖い。」みたいなことを言ってて、いいなぁそれ、ウェス監督の気持ちかな?とも思ったけど、今回は何に挑む?と聞くとサボテンの上に登りたいと言って笑った