アステロイド・シティのまるいのレビュー・感想・評価

より虚構度が高いはずのアステロイドシティのシーンはオレンジとブルーが印象的なカラフルな世界で、作りものっぽいものの生き生きしている。その舞台裏を見せる、よりリアルであるはずのシーンは、モノクロでステージのような背景、話がどんどん話が展開していく（おかげで追いつけてないところがたくさんある）。次元が変わるたびにピントを合わせにいく必要があって、スクリーンとの距離感がおかしくなってくる。少しだけ疲れていた夜に観るのに、ちょうど良い映画だった。