ぱお

硫黄島からの手紙のぱおのレビュー・感想・評価

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)
4.3
アメリカで作られたからってのもあるし、クリント・イーストウッドが作ったってのもあって、より一層戦争の生々しさが伝わってきた。
彼らは一体手紙に何を書いていたんだろう。
戦争の惨さだろうか、置いてきてしまった家族のことだろうか、戦争が始まる前の楽しい記憶だろうか。そんなことを想像しただけで悲しい。それが家族に届かなかったことで、さらに空しくなる。
母国とか故郷とか正義とか…目に見えない(本当にあるのかすらわからない)これらが本当に彼らを苦しめたと思う。
自身や他人に対する暴力はいけない。その一言に尽きる。
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