硫黄島からの手紙のTakahiroのレビュー・感想・評価

朝からこんなけリアルな戦争映画観ると日常生活の感覚おかしくなりそう。よくこんなにのほほんと生きてられるなあって。友好を示した相手にも「国の大義は自分の大義、だからその気になったら撃つ」と平然とした顔で伝えてしまえる恐ろしさ。ロシアのウクライナ侵攻でいろんな国が戦争の匂いをちらつかせてる今だからこそ、この映画がより身近に感じられたかも。日本が戦争に巻き込まれたらどうなってしまうんだろうか。

それにしてもニノはラーゲリみたいに聖人の役柄よりこっちの方がずっと似合ってる。泥臭い演技が好き。