再鑑賞。サーカスのブランコ乗りの美女マリオンに恋をして人間になりたい天使ダミエル。ベルリンで暮らす人々の心のぼやき。子供にだけ見える天使。自殺する若者に寄り添い嘆く天使。図書館にたむろする天使達。そうだ、ピーター・フォークも本人役で出てたんだな。
天使目線のモノクロ映像は詩的で美しいのと同時に時折挟み込まれる戦時下のベルリンの様子も相まってどこか哀しい映像にも見えた。
『ベルリン・天使の詩』は高校生の時にビデオで観て以来だから内容ほとんど覚えてなかったのでこうしてゆっくりと映画で鑑賞出来るのは有り難い。午前十時の映画祭には感謝感謝。