きつね

ベルリン・天使の詩 4K レストア版のきつねのレビュー・感想・評価

4.0
2024(159)
午前十時の映画祭14にて鑑賞。
天使目線のモノクロと人間目線のカラーの使い分けが見事で、詩的な語りも美しかった。
だが早起きして劇場に行ったこともあり睡魔との戦いを余儀なくされた。
ピーター・フォークが元天使役として本人出演しておりコロンボファンの自分としては嬉しい。
ブルーノ・ガンツの繊細さがすごいよかった。
人々に寄り添う天使の慈愛を感じられたし、人間になってからも無邪気な感じで。
思えばブルーノ・ガンツ演じるダミエルって『PERFECT DAYS』の役所広司演じる平山と通ずる部分があるのよな。
この頃からもう原型ができてたのか。
ダミエルのお友達のカシエルも好き。
続編の『ファラウェイ・ソー・クロース!』を観る前にもう一度見返そう。
きつね

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