このレビューはネタバレを含みます
自然でリアルで、いい具合に派手すぎなくてすごくよかった。
泣かせに来てるな〜とわかっているのに大号泣。終わる頃にはハンカチはびちゃびちゃでした。
自分自身と重なるところが多くて、見ていて辛いところもあったけど、それほど入り込める演技だった。
坂口健太郎の初めのはっきりしなさ具合も、後になるとどんどん味が出て来て、人の成長ってこういうものだよな〜と実感できる。
映像もとても綺麗だし、こういう時間の流れが大切な映画の中ではとてもわかりやすく時系列が並べてあってよかった。
普通ってなんだろうとか、人の死ってなんだろうとか、色々考えさせられるし、他人の辛さなんて当人にしかわからないことで、外から見てる私たちには何もわからないんだな〜と思った。
気持ちも浄化された気持ち。明日からも頑張って生きようと思える。
