りす

余命10年のりすのレビュー・感想・評価

余命10年(2022年製作の映画)
3.9
2022年22本目、劇場7本目の観賞
藤井道人監督
小松菜奈主演
坂口健太郎助演者


病気の主人公、10年生存率が極めて低く、そこから名を取り、余命10年

私自身治らない病気を抱えていて、10年生存率80パー程だ

この主人公は10年生存率はよほど低かったのだろう
まぁ長くは生きないと考えた時、未来のことなんてどうでもよくなる
それはわかる
今さえ良ければいい、仲良くなっても辛いだけだ
と感じるのだ

そうは言っても極限の状態になった時、やはり生きたいな
と感じるもので
主人公には大変境遇が似ているので共感できた

フロセミドという薬を処方される場面があったが、私も飲んでいる
この薬は本当に利尿作用が強い
そういう苦労は映像にはなってなかった

今作を見て、少しは生きるための努力や周りへの感謝の気持ちを持たなければなと感じた


映画的な話をすれば、藤井監督らしくない作品だった
あまりに綺麗な映画なので違和感を覚え、上映後、脚本が別の方と分かり、納得
終盤の展開はあまり響かなかった


病気でも楽しく生きることはできる
私自身普通に生活を送っている
毎日を楽しもう
りす

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