みかん

余命10年のみかんのネタバレレビュー・内容・結末

余命10年(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

涙活。
俳優の涙とセリフとBGMに泣かされた。
特にスキー旅行2日目の朝の和人と電動椅子設置してる時のお父さんの涙が印象的。

姉の結婚式での心無い言葉と大学の友人の結婚祝いの席のシーンは見てて本当に胸が痛む。

2011年から東京の下町あたりを舞台に10年の物語が展開されるわけだけど、
その時期の象徴的な出来事や物を随所に散りばめてる所がかなりリアル。
スカイツリーとか東京五輪招致、旧型のWord。
実際自分も下町の人間だから、映像見て実際に高林一家が実在してるように感じる

茉莉の一連の行動は自分の意思に反してて、全部和人の為を想った結果なのが切ない。
プロポーズ断った時絶対キツかったよね

また坂口健太郎演じる和人もリアル。
和人が茉莉と手を繋ごうとするシーン(2回)やスキー旅行2日目の朝の対応が本当恋する男子そのもの。

これだけ色々リアルだからこそ感情移入して泣ける秘訣なんだと思う



ひたすら焼き鳥屋のげんさんが推し。リリー・フランキーめっちゃいい役してる
特に茉莉と色々あったことを察して「次」って言った後和人に「次はないです」って返された後のげんさんめっちゃいい人なんよ。
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