rie

余命10年のrieのネタバレレビュー・内容・結末

余命10年(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ありきたりと言えば、そうだと思う。

奇跡的に助かるとかないから。

でも、最後の茉莉ちゃんが願っていた未来の映像が流れたとき、それが本当に当たり前の日常と言えば、そうなんだけど、叶わない人もいるということ。日々の何気ない毎日が、皆一生続く訳ではないこと、だから一日一日を大切に生きないといけない。

自分なら何ができるのだろうか。何もできなそうだな…と思ったり…。

皆、余命は知らないで生きている。もしかしたら、明日死ぬのかもしれないし、それは誰にもわからない。生きることは、常に死と背中合わせだってこと、それを忘れてしまいがちだけど、本当にそうだ。
生きているということは、奇跡。きっと、皆誰でも、明日とか明後日に死ぬかもしれない、そういうリスクは抱えていると言える、わからないだけで…生身だからね。原因は、何も病気だけじゃない、災害や事故とか色々ある。

『あなたも、みんなだっていつ死が訪れるかわからないよ、悔いなく日々を大切に生きられてますか?決して、他人事じゃないんだよ。気付いて!』って、そんなメッセージを感じました。

あと、桜の舞うシーンは、本当に綺麗でした。
rie

rie