生まれつきの病気じゃなくて20歳で病気に発症したってところが結構胸に突き刺さる。
今まで普通の女の子として沢山の友達に囲まれて楽しく生きてきた。
これから就職や結婚する明るい未来を思い描いてた矢先の病気。周りは結婚したり就職して好きな仕事をしている姿を目のあたりにしたら、なんで自分だけ？って思うのは当たり前。
自分の病気が原因で家族が悲しんでたりするのを見て、どっちが可哀想なんだろうね。っていう台詞も心に残る。
そして小松菜奈と坂口健太郎の不器用だけど真っ直ぐな恋愛。
今の恋愛が駄目になったら、はい、次。とはならない、むしろ次なんてないって思える相手に出会えるって凄く幸せなことなのかも。
光や色の使い方がとても綺麗で見終わったあと心が浄化された気分になれる映画。
