原作を読んだ時、人が死に向き合うことについてとてもリアルに書かれていて、何度も心が苦しくなりながら読みました。
映画は、原作の雰囲気を壊すことなく、キャスティングもイメージ通りで特に坂口健太郎さんは、原作の和人そのものでした。
和人の仕事などの設定は原作とは違っていましたが、子犬のように放って置けないところや、頼りなさそうで、でもいざとなるとちゃんと男な感じとかは本当に原作のイメージぴったりでした。
自分の未来に期待できること、大切な人との別れを心配せずに付き合えることがいかに奇跡なのか、改めて気づかせてくれました。