まりも

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版のまりものネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品の少佐を4Kで拝めるなんて。。生きててよかった!
テレビ版にハマってから、Ghost in the shellは観なくてはとネトフリのマイリストに入れていたら、唐突な4K劇場上映! これは運命と思い観に行った。

うーん、まずは作画がほんとに美麗。動作ひとつひとつが生々しくて、生きてる感じがする。個人的には、少佐が自身の部屋でジャケットを羽織るシーンがすごい好きだったかも。

メインの舞台は日本?でないような?初代ブレードランナーっぽい雰囲気。これもたまらんね。、

そして、セリフとストーリーの汎用性よ。すごい考えさせられる。少佐が船の上でバトーにまくしたてた言葉が重い。何をもって自分とするのか? 自分を構成するものは少なくない。
そして、ラストの人形遣いでも素子でもない、という言葉。わたしたちは、日々接する人々や環境の中で影響を与え合い、変わり続ける。
この映画に出会った私が、出会う前の私とは違うように。
コロナ渦では、その影響の与え合いの機会が少なくなり、あるいはその影響力も弱まっている気がするなぁ。これも、また違う時期に見返すと、違うポイントが煌めいて見えるのかもしれない。
古さを感じさせない、素晴らしい作品でした。また観たい。
まりも

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