A

ドーナツキングのAのネタバレレビュー・内容・結末

ドーナツキング(2020年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

エンディングでドーナッツが落ちてくるインサートはポップで可愛い。
カンボジア系移民がアメリカで財をなし没落する経緯は非常に興味深く、あの時代のカンボジアを知る手がかりとしても見応えはある。そっちに興味が引っ張られてしまい、終盤はドーナッツでお茶を濁された感じさえした。いや、そういう話なんだけど。時代がどんどん変わってブロックチェーンに脅かされたりもするなか、学問やSNSを駆使する若者たちの勤勉さや逞しさがいい。

気になったところを具体的に挙げると、
あの豪邸は今誰が所有してるのかや、カンボジア系移民コミュニティで許されるに至った実際の経緯など。あと「テッドは見返りを求めた」ってチラッと誰かが言ってたと思うけどそれも気になる。ちゃんと取材して本にしたらすごく面白そう。
A

A