まず最初に、
「猫好きは絶対に見るな」です。
大友克洋の『童夢』にインスピレーションを受けたとい今作品。
類似点は多いが、明らかに違う作品であると言えるほど違った印象を受ける。
「カラフルなサイコホラー…バトル？」といった感じ。
この作品の特出すべき点は子役の演技です。
子役の出演シーンがほとんどの今作ですが、子役の演技が、ストーリーに没入のするための障害になるという様な事は一切ありません。
このキャスティングを成し得た時点でこの作品は成功していると思うほど素晴く、その細やかな演技は演出と合わせて自分の幼少期を想起させるほど。
昔の自分はこんな事を考えてたんじゃないかな？そんなことを話し合いたくなるような。
そして、ラストバトルには類例の無い解放感がありました。
一見の価値アリです。
