サイコでスリラーというかホラー。
子供の残虐さは怖ろしい。
生命を弄ぶことに愉しみを覚えてしまう子供時代、というのは今はわからないけど、虫から始まりメダカ→小鳥やハムスターなどの小動物→?→?→… と的が徐々に大きくなっていく流れはサイコな残虐性の表現としてベタだけどわかりやすい。
大友克洋の『童夢』のオマージュと言われる箇所があり、なんなら公式に著名人コメントでも掲げているのでネタバレではないとするが、観終わって振り返るとよくわかる。敬意が感じられるのでヨシ(と私は思いました)。
描写としては子供が多いため控え目で、それが想像力で補完されるかどうかでまた感じ方も異なる映画かと思う。