白石和彌監督と阿部サダヲ主演というところの情報しか入れてなかったのでめちゃくちゃ岡田健史活躍するやんって思った。
『凶悪』の監督だなーという作風。青暗い面会室のライティングがトーンに一役買っている。『彼女がその名を知らない鳥たち』でもあったけど演劇的な越境描写がすごくかっこよかった。手を印象的に映すのいい。ただでさえ面会室のアクリルで重なる2人がよかった上にそれをやられると刺さる。
岡田健史のナレーションめちゃくちゃ吐息成分というかハマるとくせになるASMRみたいだった。
阿部サダヲはなにやらせても上手いけど人のいい連続殺人鬼はぴったり。
赤ペン瀧川の弁護士めっちゃ良かった。事務的に機嫌が悪くなるのがいい。
音尾琢真出ると白石映画だーって安心する。
雨の勢いと傷を舐める女の子にめっちゃ白石和彌を感じた。あと冒頭の花びらかと思ったら実は…てのが残酷で美しい。
オチはそうくるかーだった。
ロケ地の大学がこの前有吉の壁ロケしてたとこと同じだった。
