つなち

死刑にいたる病のつなちのネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

自尊心の低い演技うますぎー!最初の面会でどもってうまく喋れない感じとか、人に気遣ってるようで苛立たせる感じとかすごく上手かった。そんなに人にぶつかるか〜??
どんどん変化していく心境や行動は、以前見た冷たい熱帯魚でもそうだったけど、シリアルキラー(サダヲ)に心酔してるというか、どんどん洗脳されていくのが良い。

自分が目覚めても周りが洗脳されてたら何が真実かわからなくなる怖さあるよね!
最初は怒ってた拘置所の職員さんが懐柔されてるの本当怖い。フィクションだけど。
元獲物たちはなんぼおるんや。結局捕まったサダヲにとっては死ぬまでの暇つぶしなんだろな。

我も始終操られながら見た👀

阿部サダヲのサイコぷりが◎
目に光がない。20歳の髪型はそれでよかったんか??
爪の拷問以外はマイルドに描写されているので見やすい。PG12だからそんなもんかな。
桜の花びら?魚の鱗?と思ったらツメー!!
血のついたツメー!!(ワキーみたいにいう)

一番良かったところは、かおるの虐殺シーン。潔癖なかおるを泥まみれにしながら引きずる狂気と喜びの絶頂、足の骨って簡単に折れるのかな?

あの笑顔、今夜夢に出るな。
つなち

つなち