3

死刑にいたる病の3のレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.7
本気のグロ注意作品でした…
ある程度覚悟して観に行った作品だったのですが、かなりグロくて直視できませんでした…
人によってはトラウマになるレベルです…


予告から伝わる終始暗い雰囲気は明るくなることなくずっっっっっっと暗いです。
全く明るくなる雰囲気はないです。
メンタル的に1人で観る事と夜に観る事は辞めたほうがいいです笑

阿部サダヲさんの誰からも好かれる明るくて気さくなご近所パン屋さんキャラと裏腹に光のない瞳で残虐な犯行を繰り返すキャラにとっても引き込まれました…
阿部サダヲさんすごい…
見事に演じ分けていて、本当にすごい…
そして、岡田健史くん!!
プリンス岡田健史は皆無!
何か抱えていそうな、暗くて危なっかしい岡田健史くん今まで見た事ない演技がみれて、うわあ、、、こういう演技も出来てしまうのか、、、と衝撃が走りました…
とにかく俳優陣の演技がハンパないです!!
本気中の本気を出してきている…

映像もかなり良い!!!!!!
セリフと心情と映像がこんなにもマッチしてる映画なかなかない…
映画タイトルが出る阿部サダヲさんの裁判シーンマジか、、ここでタイトル出すのウッッッッマなりました…
面会シーンも板越しに2人の顔が写ったり、重なったり、セリフと心情にマッチしすぎ!!!!!ゾワゾワしました怖すぎて!!
岡田健史くんがちょっとのめり込み始めたときに切り替えシーンの風景映像が斜めで映ったり、電車が通っている照明が部屋に差し込んで、岡田健史くんを照らすシーンもあまりにもマッチしすぎてこれは上手すぎる…と観ていてさらに夢中になりました!
瓶に詰めた爪を川に捨てるシーンの前に、川に血のついた白いものが浮かんでるシーンがあったのですが、爪と知らずに花弁???とみてたらまさかの爪で鳥肌


結局、金山くんが殺した動機は榛村が言う動機と筧井くんが言う動機どちらが正しいのでしょうね、、、
そしてどこからどこまでが、榛村の計算通りだったのでしょうか
死刑にいたる病はまた別の誰かに伝染していったのでしょうかね
3

3