ポスターから結局「凶悪」のような深淵を見ている時深淵もまた系の映画なんだろうなと予想した。まあ半分くらいは当たってると思う。
しかし、殺人鬼というかシリアルキラーに作り手が幻想を抱きすぎてる気がする。手紙で洗脳ちょちょいのちょいみたいな。文学青年クズレのクリエーター達のインテリ殺人鬼に対する変な憧れが過大評価すぎるかな。
前髪たら〜とたらして不気味に肩にぶつかる、酔っ払ってくだをまくサラリーマン、演出が昭和過ぎかな。あと髪長くても根本的に骨格が違うので意外に女には見えないものよ。髪長くて女に見えたっていう展開も昭和かな〜。前髪たらおの演出、演技が雑すぎてな。キツ過ぎた。
阿部は安定の演技だが誰しもが魅了されるような人物には見えない。若い時なんかあの髪よ、ラッセン永野みたいなw
面会時間はもっとシステマチックで刑務官1人手懐けてもどうもならんやろうなあ。
女の子もぬくぬく育ってきた感じで主人公しか話しかけてくれなかったようには見えない。おじさんの考える暗い清楚系な文学少女という感じ。
父、母、ののっぺりとしたキモさ、この辺は面白かったがあまりイカされてない印象。もっと使ってもよかった。
ベストシーンは母親の同僚のおっさんの食事のシーン、彼だけは絶妙でした。事件の話を聞くため食事をしていて何故かもう一軒行きましょう。でまた同じような展開w
面会室でガラスに顔重なる演出もう飽きた
絵的には残酷なようで自尊心の強い子供に育てるためちゃんと子供を愛せというメッセージかもw