終活サービスで働く、不登校の女子高生と高齢の男性。客のニーズに応えながら女子高生は様々な人の人生に触れ、自分を見つめ直していく。
人生の終わりを締めくくる『終活』がテーマだが暗い話にはならず、テンポよく話は進んでいく。
公開数日前に亡くなられた宝田明さんがスクリーンでは、とても元気そうだったので、改めてショックだった。
岩本蓮加さんはバラエティ番組でお見かけするが、ワイプに映る顔はいつも笑顔で笑ってらっしゃるので、とても感じの良い方だと思っていたが、映画でも終始その雰囲気で重いテーマが暗くならなかったのは彼女の効果もあるだろう。また、感情をあらわにするシーンは物凄く迫力があり、心を揺さぶられ、涙をこぼしてしまった。
