空族映画ははじめてでしたが、ちょっと自分にはハマらなかった感じです。
荒廃していく地方都市に住む若者や出稼ぎ外国人などの人々の生き苦しい世界が描かれているんだと思われますが、3時間の長尺でも全体的に断片的でストーリーが感じられず、途中からだんだん退屈になってきました。
冒頭の水溜まりに写る空にタイトルが出てくるところとか、旧車の行進とか印象的な部分もありましたが、それも部分的で、大体はグダグダな感じだったような印象です。
予告編を見て、ラップがメインなのかと思いきや、そこまでラップシーンが多いわけでもなく、描きたいものが多すぎてまとめきれなかったのかなぁとか、そんな感じを受けました。
同時に上映していたメイキングっぽいインタビュー作品の方が、ドキュメンタリーチックでしっかりとまとまっていて面白かったです。
続編っぽいのを企画しているみたいですが、自分は同じような感じならもういいかなってところです。