グライダーという競技や部活など、こういう自分の知らない世界を初めて知ることが出来てとても楽しかった。
目標に向かって切磋琢磨する部員たちとの友情と少しの恋。空に魅せられる主人公の興奮が直に伝わってくるような臨場感のある真っ青な美しい青空に自分もすっかり魅了された。
ストーリーの展開が早くバックボーンなどあまり語られることの無いキャラクターも多かったので物足りないような感じはちょっとする。
ブルーサーマルってずっとどういう意味なのか気になってたけど、“青空の下で発生する上昇気流のこと”らしく劇中で「つかまえると幸せになれる風」って表現されてたのがタイトルなの素敵。
上映後、斜め前の座席にグライダーの知識ありげな2人組が現実に忠実だっただとかここはありえないだとか言い合っているのが聞こえてきて面白かった。