まだ暫定ですが今年のベスト映画です。
謎解きの要素も大事ですが、それに至る人間模様がとても丁寧に描かれており終始号泣していました(特に息子役の方の演技やシーンで)。
映画冒頭のバーに飾っている絵の様に、扉のガラス越し、襖の枠越しなど、人々を枠から撮影されているシーンが多く、まさにこの映画のテーマである「人を枠にはめ込む」ように作られているのは、さすがの一言でした。そしてこの映画を観ている我々もスクリーンの枠越しに観ており、最後の主人公の行動は、どちらに転んでいるのかわからず、観客がこの映画をどう観たのか意見を求められるているようにも感じました。
本当に素晴らしい映画を観れて嬉しく思っています。
