〝誰?!〟
アイデンティティを揺るがせられる、自分が自分として立っているはずの足下、地盤がグラグラと崩れてゆく。
そんな気にさせられる話が大好物です。
〝谷口大祐〟とずっと思っていた人が実は別の人物で、その男は別人〝A〟でありながら谷口大祐を演じていた、と思ったら〝A〟でもなくて・・・〝B〟?
その入れ子構造が堪りません。
インセプション、エンジェル・ウォーズの入れ子構造なんかに顕著でこうした話はSFサスペンス・アクションのものかと思っていたのですが〜
その社会派な切り口がコレでしょうか?
なかなかな見応えがありました。