いけちゃん

ある男のいけちゃんのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
3.8
2024年17本目。

第46回日本アカデミー最優秀作品賞受賞作品

原作未読

社会的な問題でもある差別やヘイストビーチを絡めているけど少しこじつけな感じでミステリーヒューマンドラマといった印象の映画

名を変え戸籍を変え生きたかった人達の人間模様が描かれているんだけど実際自分の出自を隠して生きている人って結構いるんだろうなあと思う。

それは自分の国籍だったり犯罪者の身内だったりいろいろあると思うけど実際問題、偏見が強い世の中だからその事を隠して生きていく方が安心して生きていけるのかもしれない。

冒頭とラストにある絵画が出てくるんだけど
それが妻夫木聡演じる主人公の弁護士城戸の出自もそうなんだろうと思わせる演出は良き。
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