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ある男のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
3.5

誰🎬

ストーリーは弁護士として働く主人公が、身元調査の依頼を受けた事をきっかけに"ある男"の正体に迫る姿を描いた作品でした。作品は他人の人生を生きる男の姿を軸に、差別や偏見などの社会問題を描いていました。今作の登場人物はそれぞれが苦しみを抱え生きていました。別の人生を歩む者・周囲の人たち、2つの視点から描かれていた点が印象的でした。人は無意識にフィルターや色眼鏡を通して、物事を判断してしまっています。今作ではヒトを肩書きや上辺で判断する事がどれ程罪深く、苦しめる事に繋がるかについて考えさせられました。
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