ある男のutataneのレビュー・感想・評価

久しぶりに展開が面白いと思った邦画でした。
生まれる環境は選択できないからこそ、不遇で生きづらい環境で過ごしてきた人の、別の人としての人生を歩みたいという願い。
こういう境遇の人が他の人生として前に進んでいる時に、不慮の事故で亡くなってしまい、人探しが始まっていくわけだけど、
その過程で分かってくる真相が心苦しかったりして、他の人の人生を歩みたい気持ちも分からなくもない気がしてきた。
最後の最後までこの人までも！？っていう展開でなかなか面白い映画でした。