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ある男のaのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
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絵をたどって真相に迫るってのが良い。
終わり方もぶっとんでいて良かったなあ。
わたしだってこれから、違う人生を選べるかもしれないのかあと思うと、悪い気はしない。
いつかまた途方に暮れたら、海外に移住するという選択肢もあるんだと最近思ったばかりだけれど、諸々を捨てて日本で生きる方法もあるのかもしれない。

というのは個人的感想で、「在日」の話をこう描くんだ! という驚きがあった。中心の出来事じゃないけれど、燻っていた日常的なヘイトに対する違和感やむかつきや、悲しみやなんか色々あり、それが、最後に表面化する。面白かった。

気になったことは…
この映画で、林業という職業は、どんなイメージでうつっただろうか? 林業はいまや危険な仕事ではない、女性も働ける、というのがウリなのではないかと思うのだけれど。
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