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ある男のSFのネタバレレビュー・内容・結末

ある男(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

内容の記録です。
ネタバレ注意です。


妻・理枝(安藤サクラ)は、夫・谷口大祐(窪田正孝)と出会う。
林業をしていた大祐はある日、些細なミスで木に押し潰されて亡くなる。
葬式に来た大祐の兄から、これは大祐では無いと伝えられる。
では里枝の夫は誰?
里枝が以前、離婚の際にお世話になった城戸(妻夫木聡)と再会し、事件の真相を追ってもらう。
すると、夫の元々の名前が原誠だった事がわかる。
原誠は、まず初めに曽根崎という者と戸籍交換した後、もう一度谷口大祐と戸籍交換していた。
原誠の父は殺人の罪で死刑を宣告されていた。
そして誠の中に父がいることが彼を苦しめていた。人生をどうにか出来るわけでは無いけれど、耐えられない苦しみから戸籍を交換していた。谷口大祐もまた、解放されたいと思っていたのでは無いだろうか。
妻を悲しませていることに気付かず、自分が逃げたいという思いで動いていた城戸もまた、妻の不倫に気付くことになる。
最後に谷口の名前を持っていたのは彼だった。
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