バカリズム脚本ということで気になっていた作品。
期待通りの面白さでした。
結婚式挙げる側、呼ばれる側、呼ばれなかった人、スピーチを頼まれる人、余興を頼まれる人、それぞれが思うことを上手く抽出し、クスリと笑わせる。
細かいところではあるが、ちゃんと「あるある」だからこそのリアリティと面白さ。
こういうとこを突いてくるのが上手いよね、バカリズム。
私も結婚式を挙げた経験があるので、準備大変だったなーと思わず思い返したのと、ご参列の方々にこんなこと思われてないかと今更改めて心配になりました。笑
スピーチなど、いくら面白くてもあんなに長く話されたら嫌だわー笑
人物一人ひとりにフォーカスするのも面白かったし、途中から作中の時間を巻くが故に作品自体のテンポもよくなってよかった。
意外な部分が伏線になっていたり、裏で別の問題が起こっていたりと、ドタバタだけどしっかり繋がりのある練られたお話と演出でした。
何も考えずに見られる、いい作品でした。
