このレビューはネタバレを含みます
三谷幸喜を彷彿とさせる群像喜劇。
ご祝儀泥棒以外は全員幸せになる、素晴らしい回収具合。
登場人物1人1人回想シーンがあるかと思いきや、スケジュールを巻くストーリーの本筋に巻き込まれるように回想カットされる人もいてあらゆる演出が面白かった。
ほとんもの参列者にとって受けが悪いであろう引出物が、元カレにとってはベストマッチングとなっていて見事にオチがついた。
学生時代ホテルで働いていた身としては、(尺を守れない)素人の余興ほど進行を妨げるものはないと感じているので、かなり共感する部分があった。