娘→犯人→父と視点が変わるにつれて話のジャンルがどんどん変わっていき終盤でこの映画の全貌が見えてくるという見せ方が面白い。けれどラストでどどんと種明かし！ではなく伏線回収の仕方も順序立てて丁寧に行われていてそれも好き。コミカルとシリアスの両立のさせ方、西成という街の描き方、そしてピンポン玉や白ソックスといった小道具の使い方はポンジュノを彷彿とさせる。実際にあったいくつかの殺人事件がモデルされていたけど、その扱われ方については少し疑問に思うところもある。
ムクドリ役が森田望智さんなの、エンドロール観るまでわからんかった。カメレオン女優すぎる！
