友達に誘って貰って鑑賞。
「悲しい気持ちになるのかな〜」と友達と予想しながら映画館へ向かって、結果そんなことなく視聴後「面白かったね」が最初の一言。
舞台は大阪で、東京育ちの私にとっては見たことのない風景が沢山でそれを見るだけでもう面白かった。
踏切と飲み屋街と、通天閣。東京には無い混沌が最高。
道路に座ってお酒を飲むおじさんとか、駅の椅子に座るおじいちゃんおばあちゃんとか、とにかく最初からずっと画がよかったしだからこそすぐ引き込まれた。
あと考えすぎかも分からないけど演出も凝っていて、実はここはこんな繋がりが…みたいなのもあった気がする。ラストのシーンは誰がみても考えさせられるもの。そういう風に色々悩ませてくれる作品いいなって思った。
そしてこういう小さな映画館でやる映画初めて見たし、大きく無い映画館に入るのも初めてだったんだけど映画も見にくる人も全部独特の雰囲気だった。
ラストシーンなんか、普通ならそこで終わりじゃない？まだ見せてくれるの？って思った。きちんと終わりまで見せてくれる映画だった。
笑える場面で笑う人って大きな映画館だと少ないけど、今日いったとこは結構いた。
普段友達と見に行く映画といろいろ違って良かった。良い経験だった。あと清水尋也が社会に溶け込んでるような役やってるのすごく良かった。
