筋ジストロフィーになったら私も同じことを思うと思う。
生かされるのは御免だ。
今作は清水尋也の魅力が爆発した演技だったと思う。
あのヘラヘラと薄ら笑いを浮かべる演技は狂気を纏っていた。
そして殺した後に靴下を履かせないと気が済まない変態ぶり。
おじいちゃんにまで履かせて自分磨きをするなんて狂ってるとしか言いようがない。
佐藤二朗さんの演技もカコイチ最高でムクドリを多目的トイレで着替えさせてあげてる泣きのシーンなんてこちらもグッときてしまった。
後味は非常に悪い映画だけど楓ちゃんの正義で救いがあったのかなと思いました。
「やっと…”さがしてた”もの、見つけた」
ピンポン球が落ちて、ラリーは終わる。
「お父ちゃん、忘れんといてな、うちのこと、お母ちゃんのこと」
印象的なセリフに
「ホントに死にたいやつなんて1人もいなかったぜ...」というのがあって
私もたまに死にたいなとは思うけど殺されるのは嫌だなと
希望はトンネルの崩落で一瞬であの世に行くのがいいわ(笑)
なんてね。