🔍👨👧💴🏓
ジョンおじの呪縛から早く逃れたい🧟
という訳で本日も元気にレビューを書きます。
・あらすじ
大阪の下町に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」と言う智の言葉を、楓はいつもの冗談だと聞き流していた。しかし、その翌朝、智が忽然と姿を消す。警察からも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にされない中、必死に父親の行方を捜す楓。やがて、とある日雇い現場の作業員に父の名前を見つけた楓だったが…。
感想:"さすが"
素晴らしいですね。大好きです👍
片山慎三監督作品かなり好きかも。
映画の雰囲気がどことなくポン=ジュノに似ていると思います。今作は特に。
『岬の兄妹』も良かったので、これからも片山監督の作品を観ていくつもりです🎞
今作の何が良いって、ストーリー📖
登場人物は凄く親しみやすい一般人なんです。でも凄くドラマがあって、脚本の作家性というか、文学として優れている、だからどんどん引き込まれる。そんな映画でした。
何が起こるか予想出来ない展開が秀逸💯
一応観ていると、次何が起こるかを多少推測出来るんですけど、観ていくとその直感の2、3段上の面白さで返ってくる感じが堪らないです。
ユーモラスな場面もありつつ、かなりえげつない描写もあります。その緩急もすごく上手かったですね。メリハリのある作品でした。
個人的には、終盤の卓球のラリーの場面がかなり映画に効いてたと思います。特に言葉を交わすわけでもなく、ピン球の音だけが響く空間を引きで撮ってたりして、興味深かったです。
含みがあるし、メッセージのある映像だなぁと感じました。親子の関係や映画全体の雰囲気を象徴するような表現が鋭いなと感じました。
色々書きすぎるとネタバレになるし、とにかく観てほしい作品なので、この辺でやめます。
あと、どうでも良いんですけど、じじいの悩殺ルームがめちゃくちゃ面白かったです🤣
今年見た邦画の中では1位かな🥇
マジで面白いです。アマプラにあるので是非どうぞ。
