伝えたいことが、ストレートに伝わってきた。
群像劇が過ぎて、ちょっとごちゃっとなったりもしたけれど、実際、世の中みんな、それぞれの人生の中でそれぞれの状況の中、苦しくても必死で生きている。失ったり傷ついたりしながらも、支え合って生きている。
みんな苦しいんだよ、1人じゃないんだよ。と、言われている気がした。
あと、劇団員のリーダーの人が、細かいセリフは忘れちゃったけど、みんなを救うためにお芝居を続けるんだ、みたいなことを言っていて、悲しいニュースの多い昨今、この映画を作る意味、作り手側の覚悟、みたいなのをすごく熱く感じた。
エンドロールの最後まで、すごく熱い、気持ちのこもった、力のある映画だと思った。
もっと多くの映画館でやってくれたらもう一度観たいけど、どこも遠いんだよな…。