雪山の山岳救助モノを期待して見たんだが全然違った。
息子が雪山で遭難、疎遠になっていた父親が駆けつけ、救助隊についていくと無茶を言ったり、成果の出ないことにクレームつけたり、コネを使って別の公的機関を（違法に）呼びつけたりととにかく息子を助けたい一心で現場を搔き乱すというお話。
息子を助けるために必死になるのはわかるんだが、救助隊に悪態をつき周囲に迷惑をかけまくり、挙句無茶ぶりをして救助隊を命の危機に晒す様は擁護不可の傍若無人ぶりで見ていてストレスしか堪らない。
この父親以外にも偽善者の嫁や電波な元奥さんなど胸糞な登場人物が結構いるので、遺族側に全く同情心が湧いてこない。
終わり方もフェードアウトみたいな感じで終わっていくので、この映画は何がしたかったんだろうという感想しか浮かばなかった。
逆張りを狙った？とにかく救助系の感動やハラハラ感は一切ないので、その点を期待しないように。
