NuSuke

仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏のNuSukeのレビュー・感想・評価

3.8
セイバーは本編途中でリタイアしてしまった。
シンプルに飛羽真のキャラが好きになれなかったのと、メイン3人の演技が演技演技し過ぎて好きになれなかった。

対して、今作は結構好きだった。
飛羽真、倫太郎、賢人それぞれの視点で物語が進行し、それぞれに関わりの深い人物が敵として立ちはだかる。
彼らの共通点としては、「救われなかった人を目の当たりにしていた人」であるという事。
だからこそ、彼らの言葉に説得力があり、キャラクターとしての魅力がしっかりと引き立っていた。
彼らと戦う3人もまたすごく引き立っていた。

また、本作の演出はかなり攻めており、無音のシーンが多かったり、救われなかった人々がゾンビの如く倫太郎に群がるホラー演出などなどテレビシリーズじゃまずやらないだろうという演出の数々で楽しめた。

2023年鑑賞90本目
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