カンバーバッチ、プレモンス、ダンスト、マクフィー、マッケンジー
マクフィーくんはX-MENの若きナイトクローラー役からここまで登ってきた実力派に成長が嬉しい。
ジェシーとキルスティン夫婦共演観られて嬉しい。
モンタナ州の農場を受け継いだ兄と弟
イェール大学卒兄がなぜ農場主になったのか…弟はどうして中退したのか。
フィルの嫉妬、執着、孤独はどこから来たのだろう。片一方、ジョージはローズと丘の上でダンスをしている途中感極まって一人ではないことが嬉しいと表現するこの兄弟の背景を色々考察しながら映画は淡々と進む。
そして後半はいつの間にか自分もあの草原にポツンと立って風に吹かれているのに気がついた。
あの丘に見えるもの、風に揺れるドア、埃が舞う馬小屋、壮大な大地の脚色で登場人物たちの心情を映し出したような撮影。
フィルの足音だけで気が立ってしまう気持ち、自分の幼少期を思い出してた。
ブロンコ・ヘンリーがどんな人だったのか、想像する。
男とはこうであれ、家長制度に縛られる苦しさ。
ラストにはハッとさせられた。