脚本が本当に最高な作品だと思う。
カンバーバッチ演じるカウボーイが仕切る街に、弟の嫁と息子が新しく仲良くなろうとするが頑ななカンバーバッチはテリトリーを阻害されたくなく、2人を部外者扱いし始める。そこから展開がはじまっていき、街が変わり始めていく映画です。
久しぶりに5.0に近い映画を見た気がします。物語のテンポ感は全体的に変わらず、どちらかとゆっくり進んでいく。
ゆっくりなのにも関わらず、魅入ってしまうカンバーバッチの演技、その嫌味さを受け入れながら、心理戦で戦う弟の嫁と息子の演技があるからこそ全く長く感じない。
無駄な音のない音楽が監督の見せたいものを引き立たせ素晴らしい映像が節々で観れる映画です。