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ベルファストのlumiereのレビュー・感想・評価

ベルファスト(2021年製作の映画)
3.7
ケネスブラナー監督作品、気になったので観た!よかった!
でもたしかにカメラワークがちょっと気になった。いいんだけどやりすぎというか、いいものも入れるすぎると良くないんだなと。でもめっちゃわかるかっこいいよねこういうの、楽しかっただろうなこれ撮るの

子供と旦那さんたちがバスケしてるシーン、奥さんたちが会話するバックに流れる、風に揺られる草木の音が凄く心地よかった。草むらで目閉じた時こうやって聞こえてたな〜って。郷愁が1つテーマでもあるけど、私はこの音でぶわあっと心が揺さぶられた

ケネスブラナー、ベルファストを離れて演劇の道にいずれは走り、一流俳優に昇り詰めるまでどんな人生があったんだろう
まんま映画と同じじゃないにしても、そこに投影される彼の郷愁がなんかもうくうーーってなった。ラストシーンも私はグッときた。グッとくるポイント満載

同じ空間で映画を観た人たちにも各々懐かしむ故郷があって、歩んできた人生があって、そう思うとなんか壮大な気持ちになった。そして人生、残ることも、去ることも、失うこともあるよなあとしみじみ思った。
切なくて痛くて懐かしくて、全部ひっくるめてよかった。
それが全ての映画ではないと思うんだけどね

ていうかアクセントが強すぎて内容6割くらいしか理解してない気がする^o^
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