ベルファストの作品情報・感想・評価

「ベルファスト」に投稿された感想・評価

mity

mityの感想・評価

3.5
子どもたちの笑い声、大人たちの会話、母親が子どもを呼ぶ声。顔見知りばかりの賑やかな日々が、阿鼻叫喚に一瞬で変わった瞬間を目の当たりにして、こんなことが実際にあったんだと息を呑んだ。

プロテスタントの暴徒によるカトリック住民への攻撃。容赦ないまでの暴力の数々に、宗教とは一体何なんだろうか、と考えてしまった。バディが泣き混乱したように、私もまた宗教観の違いによる対立が理解しがたく、どうしてだろうとの思いが拭えなかった。

街に張られたバリケードは、住民たちの心にも張られていき、握手していたはずの手は、無理矢理握り拳に変えられていく···強引にねじ曲げられた日々にあって、バディにそれが間違いであることを伝え続ける家族の存在は、私に安心感を与えてくれた。

宗教は厄介だけれど、宗教自体は問題ではないし、言語の違いもそうたいして問題ではない。おじいちゃんとおばあちゃんは会話が噛み合わないと話す祖父も、バディの恋に宗教は障害じゃないと伝える父親も、大事なことはユーモアを交えて話す、その茶目っ気たっぷりな姿は素敵だった。

モノクロからカラーへ、映し出された今のベルファストは綺麗だった。でも、繰り返してはならない悲劇の歴史を、この街は持っているんだなと思うと、その綺麗さを少し哀しくも思った。


#47_2022
ay

ayの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公の男の子めちゃくちゃかわいかった〜

感想を言うのはなんか難しいけど
途中からずっとうるうる、じんわりくる
映画だった
きっと何回も観たくなると思う
キ

キの感想・評価

4.3
終わった余韻で泣けそうな映画だった
ああ、映画見るの好きだなって感じました
fj

fjの感想・評価

3.5
地域コミュニティの繋がりをあまり感じずに育ってきたから若干羨ましくもあった
故郷って、場所でありそこに住む人々でありそこでの思い出なんだなぁ、と。
ジュディ・デンチの表情がなんとも素晴らしかったです。
Yoko2306

Yoko2306の感想・評価

3.4
どんな不穏な時も、社会がひっちゃかめっちゃかで、大人がざわついていても。

子どもは、全力で悩んで、恋をする。

ホットミルク的なあったかさを感じた。
主人公が可愛かった。幼少期に過ごした街、家族の話。平和な街が突然厳戒態勢になるなんてとても怖かっただろうな。
じんわり染み入るように涙がでて、良い映画でした。
巡り合わせが悪くて見逃していましたが、やっと見ることができました。
本当にいい映画だと思います。これだけ盛りだくさんの内容を98分間にまとめ上げた監督には只々称賛しかありません。
社会問題、家族愛、絆と分断、子供の無邪気さ、などなどが芸術性豊かな映像とともに丹念に描かれていて、
気が付くと自分もキャストの一人として映画の中に入ってしまったかのような錯覚さえ覚えました。
その中でも母親の正直で真っ直ぐな子供への愛情がとてつもなく素敵に描かれていました。
あの愛情で育てられた少年です。素敵に決まってますよね。
あるシーンたった一つでその映画のこと好きになったり、逆になったりする。

最近、「逆」パターンだったのは『メイドインバングラデシュ』。
まあこの話は長くなるのでまた別の機会に。

今日はモノクローム映画だと思って見に行ったら私の大好きな「パートカラー」映画で(60〜70年代の不純な映画ファン、パートカラーファンです、ワタクシ)だったんだけど、「大好き」パターンの方でした。

しかし、あのタイミングでラクウェル・ウェルチの『恐竜100万年』!! 出しますかねえ。他はハリウッド映画ばっかりなのにこれだけイギリス映画。ハリーハウゼンも、もちろんウェルチもアメリカ人とはいえ…。
「パートカラー」部分にわざわざ「ハダカ」を持って来るなんて妻・母カトリーナ・バルフじゃなくても嫌味の一つも言いたくなるわな。

もちろんフランキー・レインのハイヌーン、サンダーバード1号、アストンマーチン… どれもこれも還暦過ぎた爺さんたちの(敢えての男性目線、ごめんなさい)琴線に触れるあざとさ満載なのだけれど、私はラクウェル・ウェルチ讃江! を貫きたい。

因みに、マーク・レスターが『Melody』公開の折に「好きな女優さんは?」って聞かれてウェルチの名前を出したのはケッサクでしたな。イギリスでのラクウェル・ウェルチの「位置」って、何か特別なのかも。
あと、この間読んだトリュフォー『ある映画の物語』(草思社文庫)でウェルチが『アメリカの夜』に感動してトリュフォーに売込みをかけた話(もちろん無視される)とか。70年代ハリウッドではウェルチとビセットは同列の役者さんだったんだそうな。これもケッサク。

ところでベルファストの話なんだからIRA暫定派のこと触れるべきだけど、主人公一家が「脱出」したことで、今回は無しにしておきます。
ミナミ

ミナミの感想・評価

4.7
「あ、こんなところに映画館あるんだ〜」と浜松でなんの気無しに選んだ作品 旅先で小さな映画館に行きがち そして最高の映画だった 白黒だけど全く古くならないカメラワークがイケイケで良い ところどころの笑いも洒落てる(環境にいい洗剤のCMやってたもんね… )おじいちゃんおばあちゃん素敵だったな 終わり方もソークールでした はなまる
>|

あなたにおすすめの記事