今、まさに観るべき映画だと思う。
9歳の少年とその家族が戦争（内紛）に翻弄される話であるが、そこにある生活は、些細だが、イキイキとしていて、きっと誰もが自分を重ねることが出来るリアリティーと、ちゃんとファンタジーが詰まっている。
そんな生活さえも壊され、大切な人たちや育った場所を奪われることが、どんなに厳しいことか。
ただ、決して暗い話しではなく、温もりとユーモアに溢れているのが素晴らしい。
バディ君が可愛くて可愛くて、ずっと見ていたかった。この子の存在だけで、この映画を観る価値があるけど、更に！お母さんとおばあちゃんのカッコ良さ！このカッコ良さを表すボキャブラリーが出てこない自分にイラつく！くらいシビレた！
モノクロ映像がこんなに鮮やかだなんて！
映画っていいなぁーと、しみじみ感じた。
で、戦争なんて、本当にダメなんですよ。
