〜無邪気で純粋な目に映る、宗教間の紛争。ケネス・ブラナー自らの自伝作品〜
・全編白黒で描写されるのは、人々の絆が強いベルファストの街で実際に起こった、プロテスタントとカトリックの争い。監督であるケネス・ブラナーの少年時代を描いた作品です。
・ベルファストを離れようと提案する夫に対して、妻の台詞「（新居に）庭があるから何？この町なら、どこでも遊べる。みんながあの子を見ててくれる。」
私は東京で生まれ育ったので、このような街のコミュニティは経験したことがないですが、人々の絆が強いからこそ、故郷を離れることがどれだけ辛く、勇気のいるものか考えさせられました。
・宗教という、目に見えないながらも人々に大きな影響を及ぼすようなものは、色々な意味で人々の生活を変えてしまうなぁと思いました。
・助演賞ノミネートされたお二方の演技が素晴らしかった！！理想の夫婦です(^^)
・歴史映画が好きな人、ヒューマンドラマが好きな人、宗教問題を扱った映画が好きな人におすすめ！
