最初のシーンはどうしてもウクライナ侵攻と重ねてしまって
見ているのが辛かった。
9歳の男の子の視線を通して描かれている家族やクラスメイトとの関係は、暖かくやさしいけれど
今の状況を考えると、何年経っても争う事が終わらない世界に微かに絶望感を覚えました。
それと住んでいる土地にそこまで思い入れる気持ちが理解しにくかったです。(私の個人的な資質によるものだと思いますが)
子供の事を思えばすぐにでも離れる方がいいに決まってるのに、みたいな。
ジョジョラビットを思い出す、と言うレビューをいくつか見たけれど
私はマイライフ・アズ・ア・ドッグを思い出しました。
比べるのも変ですが、そこまでの深さは感じませんでした。
(格言を連発するおじいちゃんもいいけど
下着のカタログを読んでもらうのが楽しみなおじいちゃんもいいよ。)
お父さん役のジェイミー・ドーナンがカッコよくて歌も上手いなー、と思っていたらミュージシャンでもあるんですね。