ベルファストのじょうだいさんの映画独白のレビュー・感想・評価

現代ベルファストから回想に移行することで微かな舞台性を帯びる。幼心から見る暴力の恐怖と、幼心ゆえに見えなかった大人が抱えた宿命。身体性の臨場感と、モノを隔てた心の不可侵領域。窓の隙間を覗き込むようにケネス・ブラナーの幼少時代を垣間見る。