ボネ姉

THE GUILTY/ギルティのボネ姉のネタバレレビュー・内容・結末

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

オリジナルの2回目を観てから視聴

このアメリカ版があることを知った瞬間から、作品スタイルからしてハリウッドリメイクにはむいてないんじゃないか…と思っていたけれど、「アメリカ版にはアメリカ版の良さがあるかも」という気持ちでとりあえず再生
(『マーサの幸せレシピ』というドイツの映画はハリウッドリメイクもオリジナルもどちらも好きだったしなー)

結果、ストーリーとしては成り立っているが良さが薄れてしまった印象
理由はざっくりと
・部屋が広くて閉塞感がない
・ランプの演出が弱い
・聴覚から想像することが醍醐味のシーンにぼんやり映像いれちゃった
・展開がはやくて主人公が事件にいれ込んでいく動機が単純にみえる
・ドラマチックにBGMいれちゃった
あとこれは制作の意図とは違うと思われるけれど
・デンマーク語による、登場人物達の未知感がない

いい点をいえば、分かりやすさが上がったことと、ジェイクギレンホールの感情こもった演技が観られること

とても好きな作品のため、厳しい目でみてしまった感有り、このリメイク版から観た人は十分満足できるクオリティなんじゃないかしら
ボネ姉

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